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marly_01.jpg中庭が見渡せる回廊のテラス。I.M.ペイのピラミッドもみえる。ここはルーブル美術館のカフェ。

ジルベール・コストがプロデュースした、ナポレオン3世風の装飾。それが、とってもアヴァンギャルド・・・とある。


コストは'84年にパリに開いたカフェ・コスト('94年に売却)は、カフェ・ボブール、カフェ・リュック、ラヴニュー、レストラン・ジョルジュ、カフェ・エチエンヌ・マルセルなども手広く手がけていたんですねー。

びっくり。


フィリップ・スタルク、クリスチャン・ド・ポルザンパーク、オリヴィエ・ガニェールら建築家が内装を担当し、つぎつぎとトレンディな場所を提供したとありました。

すごいですね。
 
兄ジルベール・コストと弟のジャン=ルイ・コストは「コスト兄弟」として有名だそうですよ。

デザイナーと組みオテル・コストを始めとするのホテル、レストラン、カフェをプロデュースし、世界中のセレブリティが顧客。
ホテルコストは、パリのヴァンドーム広場の近くにあって、コスト兄弟がプロデュースした代表作です。コスト兄弟の名を冠にしたホテルは、アーティスト、モデル、映画業界人などのセレブリティーが集うホテルとして特に有名。 ホテルリッツは文豪、芸術家、王室に愛されているホテルですが、コストは、新しいセレブのサロンとして愛されているようです。

marly_08.jpgさてカフェ・マルリーでは、クロワッサン、パレオレザン、パンドショコラ、バケットに、最高級とされているエシレのバターが。

上品なメニューから気軽に一品を注文できます。

お値段は気軽ではなかったような・・・。


とにかく、ヨーロッパのカフェは、気長に待つことですよね。エレベーターもそうですが、昔ながらのエレベーターは、閉じるボタンもありません。

ひとつは、背後の人へのマナーでもあるのですが、忙しいカフェにも、同様の気遣いを、こちらで心得ておかないといけないんです。

サービスを受けることとマナーは、別だということ。とにかく、長い時間は、こちらがサービス側に配慮しなければならない時間なのかも。
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